台風シーズンが近づく中、今年も熱帯低気圧や“台風のたまご”に関する注目が高まっています。
まだ正式な台風やたまご(熱帯低気圧)が発生していない段階でも、各気象機関は南の海域を重点的に監視しており、気になる動きがあればすぐに話題になります。
この記事では、台風7号に関連しそうな気象情報や、発生の兆候がある場合に備えた最新の動向を、米軍JTWC・ヨーロッパECMWF・Windyの進路予想から丁寧に解説。
今後の発達の可能性や、日本への影響などもあわせて調査していきます。
台風7号2025の「たまご」とは?現状まとめ【いつ発生?どこで?】
現時点では、台風7号となる可能性のある熱帯擾乱がフィリピン東海上〜マーシャル諸島付近で確認されつつあります。
JTWCなどが「Invest」に指定する前の段階ですが、雲の集合が進んでいることから、今後の発達が懸念されています。
仮に台風となれば、今年7つ目の台風=台風7号と命名される見込みです。

台風の「たまご」は、
台風に発達する可能性がある
注目の熱帯低気圧のことだよ!
\備えあれば憂いなし/

たまごから台風になる確率はどれくらい?
「たまご」が台風になる確率は、状況によって異なりますが、米軍(JTWC)が「HIGH(高)」と判定した場合は70〜90%以上の確率で台風に発達すると言われています。
一方、「LOW」や「MEDIUM」の段階では、そのまま消滅するケースも多く、こまめなチェックが重要です。

気象庁の台風情報ページや
JTWCの分類をこまめにチェックするのがコツ!
【最新】米軍JTWCの進路予想と強さ予測は?
米軍JTWCとは?
- アメリカ海軍・空軍共同の気象機関で、熱帯低気圧の監視を24時間実施。
- “Invest”番号(90〜99)や”06W”のような識別番号を用いて監視。
- 進路図は「Cone(円錐)」型で、予測のブレ幅が視覚的にわかりやすい。
- 更新頻度が高く、発達予測にも敏感。
米軍の番号(93Wなど)の意味とは?
JTWCでは、台風のたまご(熱帯擾乱)を識別するために「番号+アルファベット」で分類します。
- 「93W」や「90W」:北西太平洋(West Pacific)を意味する「W」
- 数字は発生順。93Wなら、今季93番目の熱帯擾乱という意味です。
この番号が出ると、JTWCが監視対象にしている証拠。警戒の目安になります。
現在の状況
JTWCでは現段階で「Invest」指定は行われていませんが、監視対象エリアとしてフィリピン東付近を注視中です。
同海域では例年、7月中旬以降に台風が発生しやすい傾向があるため、警戒レベルが上がりつつあります。
最新の警報区分や熱帯低気圧監視レポートが発表され次第、こちらで随時更新予定です。
\備えあれば憂いなし/

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予測は?
ヨーロッパ中期予報センターとは?
- ヨーロッパ中心の高精度気象モデルで、信頼性が高いとされる。
- 10日以上先までの中期予測に強く、滑らかな進路予想が特徴。
- 「ensemble(アンサンブル)」予測で、複数の可能性を同時に表示可能。
- Windyや天気専門サイトでもECMWFベースの図を閲覧できる。
現在の状況
ECMWFの最新モデルでは、数日中にフィリピン東海上に低気圧性の渦が形成される可能性が示唆されています。
複数のアンサンブルシミュレーションで、同様の位置に台風のたまごが出現する予測も。
数日先の進路予想では、日本列島への接近コースも完全には否定できない状況です。
\備えあれば憂いなし/

Windyで見た進路と風の動き【リアルタイム確認も可能】
Windyとは?
- 視覚的に天気を確認できる無料サービス。スマホアプリでも利用可能。
- ECMWF・GFSなど複数モデルを選択して切り替えられる。
- 「Wind」で風の渦、「Rain」で雨量、「Pressure」で気圧配置が確認可能。
- 拡大・縮小で局地的な動きまでチェックできる。
Windyで台風のたまごを見るには?おすすめの見方を解説
Windyでは、以下の操作で「たまご」の雲の渦や進路をチェックできます。
- 画面右下の「モデル」で「ECMWF」を選択(信頼性が高い)
- 「風(Wind)」か「気圧(Pressure)」を選択
- 日本周辺やフィリピン東海上に渦が見えたら、たまごの可能性大!
- 時間を進めて(▶)、進路や発達傾向も確認可能

事前にアプリをスマホに入れておくと、
移動中でもサッと確認できて便利です!
現在の状況
WindyでWindモードにすると、フィリピンの東海上にかかる風の渦が徐々に形成される兆しが見られます。
気圧モードでは、徐々に中心気圧が下がる予想が描かれ、熱帯低気圧への発展を示唆。
進路や強風域の広がりが視覚的にわかりやすく、予報チェックにおすすめです。

Windyは無料でリアルタイムの風の動きが見られて便利だよ!
\備えあれば憂いなし/

日本への影響はある?警戒すべき地域と時期
現段階では「警戒段階」ではあるものの、7月下旬に向けて台風が発生・北上する可能性は否定できません。
仮に台風7号となって発達した場合、南西諸島(沖縄・奄美)や九州南部を中心に、波や強風の影響が出る可能性あり。
8月頭にかけて夏のイベントや交通機関への影響も考えられるため、動向を注視しておきましょう。
\備えあれば憂いなし/

台風7号になる可能性は?気象庁の発表もチェック!
- 気象庁では、最大風速が17.2m/s(34ノット)以上に発達した熱帯低気圧を「台風」と定義します。
- 台風に発達したと認められた時点で、通し番号(台風○号)が与えられ、命名されます。
- なお、命名はアジア各国が用意した140個の名前から順番に使用(例:ナンマドル、ハグピートなど)
- JTWCで台風扱いになっていても、気象庁が認定しないと「日本では台風になっていない」という扱いになる場合もあります。
現時点では気象庁の「台風情報」に該当する低気圧はありませんが、監視対象エリアの一つとして注目されています。
仮に昇格すれば、今年7つ目の「台風7号」として命名され、各種注意報や警報の対象となります。
\備えあれば憂いなし/

たまごの影響で雨が降ることってあるの?
あります!
「たまご」は台風になる前でも湿った空気を送り込むため、周辺地域では大気が不安定になります。
- 特に太平洋高気圧の縁に当たるエリア(本州南岸など)では、局地的な雷雨・スコールが起きやすい状況に。
- 台風本体が遠くても「前線を刺激する」ことで雨雲が発生するケースも多いです。

台風のたまごだからといって油断禁物。
晴れ予報でも急変することがあります!
過去の台風7号と比較してみた【参考データ】
過去の台風7号には、2023年の台風7号(関東に接近し大雨)などの例があります。
2022年は比較的影響が小さかったものの、7月発生の台風は例年、梅雨明けと重なって警戒度が高い傾向があります。
今年も同様に、夏休み前後の行楽シーズンに影響を及ぼす可能性があります。
\備えあれば憂いなし/

今後の最新情報・更新履歴はこちら!
更新日 | 内容 |
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7月14日 | 台風のたまご予備軍に注目が集まり始める |
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*最新情報に随時更新してゆく予定です!
まとめ

台風7号になる可能性はまだ先の話だけど、
予兆は現れつつあるかも。
各予測機関の情報をこまめにチェックして、
早めの備えをしておこう!
台風7号に関して、何か情報がありましたら、随時更新してゆく予定です。
この記事をブックマークして、時々確認していただけますとお役に立てると思います!
台風シーズン、各地で被害が出ないことを祈りつつ、最新情報をチェックしてゆきましょう。
\備えあれば憂いなし/

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