TBSドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』第2話が1月31日(金)に放送されました。
今回は、1話では謎だった遠藤友哉の生い立ちや心模様、周りの人々との関係が明らかになってきましたね。
今回も、どこに秘密が隠れているのか、あの人のあの表情は何だったのか…あの言葉の意味は…など、ひと時も気を抜けない展開。
松山ケンイチは相変わらず素敵でした。母性をくすぐられる俳優です。笑
2話を見た感想と考察をまとめました!ネタバレ含みますので、バラされたくない人は読み飛ばしてくださいね♪
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遠藤友哉をめぐって
第1話では、謎多き容疑者だったけど、
第2話では赤裸々な心情の吐露もあり、
かなり多くの情報が明らかになったよね~。
母は友哉を置いて出て行ってしまい、父は東賀山事件の犯人として逮捕されて一人になった友哉。「お母さんからの手紙」を預かったという女性は実は雑誌記者で、友哉について嘘の記事を書いた。手紙も偽造だったと知った友哉は深く傷つき、手紙に火をつける。
成長した友哉だが、死刑囚の息子ということで職場をクビになってしまう。その上司の家に放火し、逮捕される友哉。その取り調べの中で、身に覚えのない罪を着せられてしまい、友哉は「父もこのように取り調べを受けて、疲れてしまったのだ。父は冤罪なのだろう」という思いを強くする。
今、山下春生の殺人容疑で逮捕されて留置所に居る友哉は、「ただ、光が、希望がほしい」とその心情を吐露する場面もあった。
ただ、謎なのは、途中で「大事な話がある」と松風弁護士を呼んで、「私が山下春生を殺しました」という場面。ニヤリと含みを持たせた表情で、そのままの意味には取れませんでした。
まだまだ謎多き、影多き、遠藤友哉。春生の手紙を信じるなら、容疑者ではないと言えますが、ただその手紙も偽造の可能性も捨てきれない…。
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心麦をめぐって
東賀山事件で生き残った赤ちゃんが心麦では?という1話の謎が、今回少し進展しました。
叔母の木村夏美と血のつながりはない、というDNA鑑定が出たのです。ということは、心麦は春生の実子ではないと言えます。
2話の最後で、雑誌記者の神井が心麦に「赤ちゃんとあなたは同年代、これってどういうことでしょうね」と迫る場面は、迫力がありました。
あと、SNSなどでも話題になっていますが、友哉を置いて出て行った友哉の母親は、そのあと春生の元に行ったのでは?という考察です。
わたしも、ドラマを見ながら
友哉の母=心麦の母では?という線で
想像を膨らませていたよ。
友哉の母親が出るシーンではいつも顔が隠されていて意味深な感じがしましたし、第2話では友哉も心麦も「月に手をかざす」同じ仕草のシーンが何度も挟み込まれました。今後の二人の関係性にも注目です。
週刊ジダイの記者 神井孝をめぐって
雑誌記者の神井はいつも不気味な雰囲気で登場人物たちに近づいていきます。
ある意味、この物語の一番のキーマンは神井かも?
第2話を見ても、まだまだ謎が多いです。
遠藤友哉と神井は、以前の事件の際に何度か取材で関わっている、という事実は明らかにされました。「弁護士が信頼できる人なら資料を渡して」などと友哉からのメッセージを受け取っているところを見ると、神井は友哉の信頼を得ている様子。
ただ、どうして友哉がそこまで神井を信頼するのかは謎ですね。二人の関係性が気になります。
そして、第1話から執拗に「春生の本当の子どもではない」と心麦に迫る神井。なぜそこにそんなにこだわるのか、事件の謎を解くカギがここにもありそうです。
ともかく、神井が握っている秘密はまだまだ明らかになっていません。第3話からの展開も楽しみです。
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刑事 赤井正をめぐって
第2話では、心麦が赤井の家を訪ねるシーンがありました。
例の春生の手紙を見せると、「これは友哉が春生に書かせたものに違いない」と推測する赤井。
春生が殺される数日前、友哉が春生を恫喝している様子が目撃されていました。赤井は、春生はその時に脅されて手紙を書いたのでは、ダミーとして他に5名の冤罪者リストを挙げているのかも、そして検察から送られる弁護士を断ったのも、のちに松風が来ることを知っていたのでは、と、信ぴょう性のある推測をします。
しかし、心麦は「それでも父を信じます。恫喝に負けるような父ではありませんから」と純粋に答えます。
一連のやりとりを見ている、赤井の妻の表情が気になります。何かを心配しているような、気にかけているような、おびえているような表情は、妻も何か知っている、もしくは関わりがあることを示唆しているのでは?
心麦に異様に優しい赤井妻の様子も、
かえって怪しく見えてきたりして。
さらに、途中で帰ってきた赤井の息子の存在も、少し気になりますね。
あ~、みんな怪しく思えてくる!
それにしても、赤井はなぜ友哉の起訴にそこまでこだわるのでしょうか。その辺りも、謎が明らかになるのが楽しみです。
第2話の全体的な感想まとめ
第2話も、息もつかせぬ展開で見ごたえありましたね~。
心麦と松風のちょっとコミカルなやりとりも、2人の距離の縮まりを感じさせます。並んで屋台でラーメン食べてるシーンはほっこりしました。(ラーメン屋の店主は、やはりまだちょっと怪しいけど)
松山ケンイチは、頭脳派だけどちょっと抜けてるところがある、可愛げがある、という演技させるとピカイチですね!
友哉の恫喝の内容が気になります。もし「友哉と心麦の母親は同じ」説が本当なら、友哉にとって春生は「母・父の両方を奪った奴」「自分の人生を台無しにした奴」であり、恨みがさらに増し加わってもおかしくありませんね。
手紙に書いてある5名の冤罪リストも、今後どのように関わってくるのか興味深いです。公式サイトの相関図には、顔は出ていないものの、しっかりと冤罪メンバーも掲載されています。どのように登場してくるのか、期待です♪
第3話も楽しみ!金曜日が待ち遠しい~。
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