*この記事には、ネタバレを含みます*
TBSドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」第6話が2月28日(金)に放送されました!
今回は、気になる登場人物のひとり阿南刑事の過去が明らかになったり、林川歌の存在について進展があったり、新しい弁護士が登場したりと、なかなか展開がスピーディーでしたね。

毎回、新しい登場人物が増えるので、
名前や関係を把握するのが大変になってきたね!
毎回注目されている「モールス信号」。第6回は「そのぬくもりがつみのはじまり」でした!この言葉にどういう意味が?
ますます謎が深まるストーリー…もはや、どの事件がどうなれば解決なんだっけ?謎が謎を呼ぶ展開に、ますます目が離せない第6回。
今回も、考察と感想を織り交ぜて書きました。楽しんでいただければ幸いです♪

第6回の松風のメガネは、白ぶちの細フレームでした!
今回も素敵でした!
原作の漫画はこちら♪

阿南刑事の哀しい過去。
これまでも強い存在感を放っていた阿南刑事ですが、第6回では彼女の過去が明らかに。
母と愛人との間に生まれた阿南刑事。警視庁で順調にキャリアを積むも、同僚の夫に愛想をつかされ離婚。母親もいまだにちょっと子離れできていない様子で、親子関係も微妙なところ。
第6回では、心麦が純粋に周りの人を信じる様子に、自らの生い立ちを回想し切ない表情を浮かべる阿南。
それとは対照的に、赤沢に「ちゃんと仕事してますか?」「あれほど釘を刺しましたよね?」「多少強引でも私は気にしません」と、遠藤友哉の起訴を迫る阿南は鬼気迫るものがありました。
なぜ阿南はそこまで友哉の起訴にこだわるのでしょうか?自らのキャリアのためだけなのでしょうか。それとも、何か他にも事情や意味が?
いつも阿南と一緒にいるカラビナリュック男の存在も、引き続き気になります。正体は警視庁関係者なのか、何なのか、染田の死にも関係しているようだし…。
カラビナリュックの男、そろそろ正体を現してくれてもよいのでは。第1回から、ずっと意味深かつキーになる存在として頻繁に登場していますが、いまだに正体がわかりません!
SNSでは、「リュック男と鳴川弁護士(後述)は同一人物では?」さらには「阿南刑事の父親=リュック男=鳴川⁈」という考察でも盛り上がっていましたよ!
そんなことがあり得るのか~。鳴川弁護士、けっこうな関西弁しゃべってたけど…笑。
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いきなりの登場!鳴川弁護士
春生が裁判を傍聴していた弁護士として、急に登場してきた鳴川。
関西弁のイントネーションもさることながら、これまでこのドラマにはなかった勢いと声量でびっくりしましたね。笑
心麦や松風もあっけに取られていましたね~。
「遠藤友哉はやってないと思うから」という理由で、松風の協力者となる鳴川ですが、この人、本当に信用していいの⁈と思いますね…元検事というところも怪しい。
松風が「これは守秘義務がありますが…」と、大事なことを鳴川に話してしまったり、心麦が津寺井の家に行くのに付き添わせたりして…、大丈夫⁈と突っ込みたくなりました。
だれかのスパイってことはないの⁈ほんとにただの協力者?と、疑いの目を持ちつつ、来週を楽しみにしたいと思います。
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心麦は林川歌ではなかった?
津寺井は、東賀山事件で生き残った赤ちゃんの林川歌を引き取った親戚として登場。
第6回では、心麦が意を決して津寺井に会いに行く場面がありましたね。
そこで見せられた、スマホにうつる歌の写真。今はオーストラリアに留学しているらしい。心麦はそのことを聞き、「わたしは歌じゃなかった」と安心していたように見えましたが、これも怪しい!
写真なんていくらでも合成できるし、留学なんていくらでも嘘をつけます。まだまだ、心麦≠歌、という確証は得られていないように思います。
そもそも、津寺井は心麦や鳴川と関わりたくなさそうだったし、何か話したくないことを隠している様子。これからも目が離せない人物です。
津寺井は春生の冤罪リストに載っているほどですから、放火事件の犯人ではないとは思いますが、なんだか他のことに関わっていそうな予感…。
友哉と松風の接見。松風も父への思慕があった
第6回でも、友哉と松風の接見の場面がありました。
「どうせ、育ちのいい弁護士さんには俺の気持ちはわからない」と心情を吐露する友哉に、松風が語り始めたのは自らの父親への思慕の思いでした。
キャッチボールでカーブを教えてくれるという約束も果たせず、行方をくらませた父親。今、生きているのか死んでいるのか、どこにいるのかもわからない。かたや、父親の無実を信じ、真実を追求しようとした友哉を「あなたがうらやましい」と言う松風。
淡々と語る松風の様子は、迫力がありましたね。
遠藤友哉はそれを聞き、涙を浮かべていたようにも見えました。それまでの、松風を試すような表情や口調ではなく、苦しみに満ちた哀しい表情を浮かべる友哉。
「わたしを信じてください」と語る松風。今後、容疑者と弁護士という二人の関係が、どのように展開してゆくのか楽しみです。
それにしても、成田凌さん、いい俳優ですね~。憂いと狂気を帯びた容疑者の役どころ、ほんとに上手に演じています。今回も、目で語っていましたね。そして、何よりも、お顔が美しい…。
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赤沢の苦悩。久世との関係も…
神井が赤沢に手渡した雑誌のゲラ刷りには、染田と東賀山事件の関係についてだけではなく、「A刑事」として赤沢のこれまでの強引な取り調べに関する記述もありました。
赤沢は、これまでも圧迫的な取り調べで容疑者に自白を強要し、逮捕してきたという経緯があるようです。それを注意していたのが、松風の父親でもあり、赤沢の上司でもある久世刑事。
久世の度重なる注意もあまり功を奏さず、赤沢は自分のやり方を変えなかったようですね。「赤沢、俺はずっと見ているぞ」という、鬼気迫る久世の表情を何度も思い起こし、苦悩する赤沢。
久世の行方不明と赤沢は何か関係があるのか?赤沢が松風に駆け寄り「久世はどこにいる」と迫る場面も。
今回の雑誌記事を阿南に流したのも、久世が関係しているのか、それともカラビナリュック男が…?などなど、気になるポイントが沢山…
赤沢は、犯人というよりは阿南に利用されているだけの刑事なのかな、という感じがしますが、キーパーソンであることは間違いありません!
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第6回の感想もろもろ、まとめ
第6回も、あっという間の50分!息つく暇もなく、どんどんストーリーが展開するのでついてゆくのがやっとでした!
気になるポイントとしては、やはり心麦がつけているお守り。赤沢妻が、第5話で渡したお守りを、心麦は大事にリュックにつけてます。盗聴器とか、GPSが入っているのでは、という疑念が消えません。
もしそうなら、津寺井のところに行ったことや、会話の内容など、どこかに筒抜けになっている可能性も。第6話では、お守りについてはスルーされていましたが、意味深に画面に映る場面もありましたので、引き続き注目です。
ドラマも折り返し地点を過ぎ、それぞれの登場人物の性格や背景など、それなりに出そろってきました。その過程でやはり注目されるのは、「父と子の関係」。
主要な登場人物は、「父への思慕」に生き、悪く言えば囚われているように見えます。それらの関係が、二つの事件によって複雑に絡み合ってきましたね。これからが「クジャクのダンス、誰が見た?」の真骨頂なのかな?と期待します。
事件の解決もさることながら、「親子の愛と運命」が交錯するストーリー展開も楽しみです。
マツケンファンの管理人は、各話で変わる松風のメガネにも注目しています!第7回も楽しみ!
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